【灯油通信】灯油ホームタンクの雪対策
例年、屋根の雪が落ちて、ホームタンク上部のゲージ(目盛り)が破損したり、雪の重みで、灯油の配管が伸びきって折れ曲がってしまったなどのトラブルがあります。
あらかじめ雪対策をしておくことで未然に防げる場合もありますので、ぜひ今回のお話を参考にしてください。
灯油タンクの雪対策
屋根の雪が落ちない場所にタンクがある場合は特に問題ありませんが、氷や雪が落ちる場所にあるタンクは注意が必要です。
まずゲージですが、簡単な方法としてペットボトルを半分に切ったものをかぶせるだけでも効果はあります。
ただ、ペットボトルは軽いので風に飛ばされるという難点もあります。コーヒーのガラス瓶などは重さもありちょうど良いですが、割れると危険なので注意してください。
配送にお伺いした際に、ご用意していただければタンクに被せるのは私たちが行いますのでお気軽にお声掛けください。
費用はかかりますが、灯油タンク専用のゲージカバーもあります。もし雪が落ちてゲージが割れてしまったら、ゲージだけ交換することもできます。
あまりにも大きい氷が落ちる場所にあるタンクは、タンクの移動や、タンクルーフ(屋根)をつけることもできます。工事は雪が解けてからになりますが、気になる方はご相談ください。
次に配管ですが、屋根の雪が落ちてタンクの下に滑り込むような位置にある場合などは、特に注意が必要です。
対策として、雪が滑り込まないように、板(コンパネ)などを立てかける。これで十分です。
ホームセンターなどで2,000円ぐらいで販売しています。配管が折れ曲がってしまうと、修理費用が5〜6,000円かかります。面倒でも板を立てかけたほうが経済的です。
また経費はかかりますが、タンク専用の配管カバーもあります。これは、配管を雪から守るだけではなく、灯油の盗難なども防いでくれます。
灯油タンクは外にあるので頑丈と思われがちですが、細かな部分は壊れやすく、壊れると、タンクに水が入ったり、灯油が漏れたりしてしまいます。
灯油タンクがなければ私たちは寒い冬を過ごすことが困難になります。配送員も日頃からチェックしていますので、何かあればお声がけさせていただきます。
これからますます寒い時期に入りますが、少しだけ灯油タンクも気にかけていただければ幸いです。