【灯油通信】灯油をこぼしたときの対処法
yaginuma1951
株式会社柳沼
今月は、冬の間ずっと家の中を暖めてくれたストーブについてお話させていただきます。
正しい知識を身につけて冬を快適に過ごしてください。
小学校の時に習ったことですが、皆さんは覚えていますか?
正解は青い炎です。青い炎は、十分な空気が供給され燃料がしっかり燃焼されているので温度が高いのです。
赤い炎は、空気が不十分なため、燃料が燃焼されずに残ってしまい、温度も上がらず、ススが発生する原因にもなります。
ススが発生すると、ストーブのガラスの部分に付着してガラスが白く曇ってしまいます。
ストーブは外部の空気を使って燃焼しています。煙突ストーブは部屋の中の空気、FFストーブは外の空気を吸い込んでいますが、空気中の埃も一緒に吸い込んでいます。
フィルターで埃の侵入を防いでいますが、そのフィルターに埃がびっしりついて、空気を十分に吸い込めなくなってしまうのです。そのため赤い炎になってしまいます。
灯油のシーズンが終わったらフィルターの埃を掃除機できれいにしてあげましょう。
ストーブは3〜5年に1回は分解掃除をおすすめします。掃除をすることで十分に空気が供給されるようになり、灯油がしっかり燃焼され無駄がなくなり、正常な炎でストーブの暖かさも変わってきます。
ストーブのガラスが曇ったり、赤い炎が出るストーブは、灯油を無駄に使っているので早めに分解掃除をしましょう。
当社でもストーブ・ボイラーの分解掃除を承っておりますので、ぜひともご利用くださいませ。