【米屋の実験室】5つのメーカーの炊飯器で食べ比べしてみた
やぎぬまでは、旭川近郊にお住まいの方々へお米を配達しています。
よくお客様から、「炊飯器ってどれが良いの?」、「古い炊飯器使っているけど大丈夫かな?」といったご質問やご要望があります。
そこで!今回は5つのメーカーの炊飯器で実際に食べ比べしてみました。
5つのメーカーの炊飯器で食べ比べ
実践内容
○5つのメーカーの炊飯器を用意
- タイガー(圧力搭載)
- アイリスオーヤマ(IH搭載)
- 象印(IH搭載)
- 東芝
- Estale
○銘柄はきたくりんを採用
○300g(2合分)、水量、浸水時間など全て同じ状態で炊く
○炊きあがりの時間を合わせる
お米の食べ比べ結果
炊飯器5台で同時炊飯し、食べ比べた結果は次の通りです。
炊飯器メーカーランキング
1位 タイガー(圧力) 72点
2位 アイリスオーヤマ(IH) 65点
3位 象印(IH) 58点
4位 東芝 57点
5位 Estale 48点
各炊飯器の感想
メーカー別の炊飯器で炊いたお米の感想は次の通り。
タイガー
○一番ふっくらしていた
○もちっとしていて柔らかい
○冷めてもあまり変わらない
アイリスオーヤマ
○粘りがある
○ふっくらしている
○バランスが良い
△タイガーよりはふっくら感が無かった
象印
○しっかりとした食感
△甘み粘りは少し物足りない
△冷めると粘りが落ちる
東芝
○甘みが強い
○適度に粘りがある
△冷めるとパサつく
△少し固い
Estale
△パサつく、固い
△粘りがあまり感じられない
△他と比べると劣ってしまう
米屋の炊飯器考察
公式で記載されている共通のキーワードは「ふっくら」だが、食べ比べた結果は、タイガー(圧力搭載)のメーカーが一番ふっくらしているという声が多くありました。
理由の一つとして考えられるのは圧力での炊飯だという結論でした。圧力が搭載されている炊飯器と搭載されていない炊飯器では明らかに「ふっくら感」が違いました。
メーカーでそこまでの大きな違いはありませんでしたが、ふっくら感やパサつきなどの差が順位の決め手になりました。
また、公式の価格を見比べるとタイガーがやや高価でEstaleが極端に安価でした。順位と価格が比例していることから、極端に安価なものは機能が少なく、食味に影響すると考えられます。
※しかし、今回使用した炊飯器は普段家庭で活用している炊飯器です。使用度合いや年数は異なります。
以上のことから、炊飯器を選ぶときは、価格や炊飯器に搭載されている機能がポイントです。毎日活用している炊飯器だからこそ、是非こだわってみてください。