【米屋の実験室】古米にマヨネーズでご飯が美味しくなる!?
やぎぬまでは、定期的にお米の食味試験を実施しています。
今回は、「古米にマヨネーズを加えて炊くとおいしくなる。」という情報をキャッチし、さっそく興味本位で試してみました。
それでは、実験開始です!
【米屋の実験室】古米にマヨネーズでご飯が美味しくなる!?
古米にマヨネーズを加えることで、「マヨネーズに含まれる油により、お米の一粒一粒がコーティングされ、つやが出てふっくら感が高まる」とのこと。
本当なのでしょうか?
マヨネーズ炊飯実験内容
内容は次の通りです。
- 使用するお米は北斗米ゆきのつや
- 古米にマヨネーズ(1合に対し大さじ1)を加える
- 炊き方は通常どおり。(水加減普通、約1時間浸漬)
- 普通に炊いた古米と、マヨネーズ入りの古米で比較
さあ、実験の写真を紹介しましょう。と思いきや、すみません、写真を取り忘れるという初歩的なミスを犯してしまい、この写真しかありませんでした。
マヨネーズを入れたお米のアップ写真などをお見せしたかったのですが、申し訳ありません!
マヨネーズを入れて炊いた結果
通常炊飯 45.8点
マヨネーズ入り 48.3点
※味・外観・粘り・甘み・香り・柔らかさの総合点を100点満点で採点
古米なので、そもそもスコア自体が低いのですが、マヨネーズ入りの方が評価が高かったです。
【米屋スタッフの感想】
①通常炊飯
・パサパサしている
・粘り少ない、硬い
②マヨネーズ入り
・つやがあった
・ふっくら感があり、パサつきがない
・独特の後味や匂いを感じた
・見た目でマヨネーズがわかる
マヨネーズを入れて古米を炊飯した考察
マヨネーズを入れて炊くことで、つやが出て見た目が良くなりました。古米特有のパサついた感じも緩和され、思っていたよりも効果を感じる結果に。
ただ、1合に対して大さじ1では多すぎると感じました。炊き上がりのお米に少しマヨネーズが残り、見た目でわかる感じになる上、後味や匂いも少し感じました。
小さじ1ぐらいがちょうど良い量と思われます。
たまに農家さんから直接、1俵2俵などまとめて買って、時間の経過とともにお米の味が落ちてきたという声を聞くことがあります。
また、精米後1ヶ月以内に食べきるのが美味しく食べられる方法として推奨しておりますので、食べきれずに古くなってしまった時にも良いかもしれませんね。
今回の実験があなたのご参考になれば幸いです。
今後も旭川のとなり町・東神楽町から、お米に関する情報発信を続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
それではまた次回!