有機栽培とは？

有機野菜やオーガニック野菜等、皆様ご存知の方も多いと思います。これらの野菜は有機栽培によって作られた物の事を言いますが、有機栽培って何？と聞かれると何となく安心安全で美味しいとイメージがあっても正確に答えることは難しいものです。今回は有機栽培とは何か？についてご紹介していきます。

有機栽培とは？

有機栽培は有機農業とも言われ、日本では有機農業推進法によって

• 化学肥料や化学農薬を使わない
• 遺伝子組換え技術を使わない
• 農業生産による環境に与えるマイナスの影響をできる限り減らす

という3点の方法を満たした農業を有機栽培と言います。

　しかし、この３点を満たした農業を行っても農産物に「有機」と表示をして販売することはできません。農産物に「有機」「オーガニック」と表示するには「日本農林規格（JAS規格）」の基準に適合した栽培を行っていると、第三者機関に認証されなければいけません。JAS規格の生産基準は非常に高いレベルが求められ、認証を受けた農産物には「有機JASマーク」を付けて販売ができるようになります。

　実際に有機ＪＡＳマークの付いた商品を近所のスーパーではほぼ見ることはなく、デパートやお取り寄せで購入するしかありません。日本での有機に対する考え方や意識は先進国の中ではとても低く、需要と供給のバランスが悪く、それは消費者や生産者にとって価値を見出せていないとも言えます。

　まずは、有機農産物へ関心を持ち、食べ比べてみてはいかがでしょうか。有機栽培により農産物本来の旨味や味を楽しめることもメリットです。また、農薬、化学肥料が制限されていて環境にも優しく、有機農産物を食べることはSDGｓの観点からも良いと言えるでしょう。

　相乗効果で需要が増えれば、有機栽培の面積も増え、品揃えも良くなり価格も安定して消費者側も求めやすくなるはずです。

北斗会もさらなる農薬、化学肥料の低減に取り組んでまいります。消費者の皆様には今以上に安全で安心してご賞味いただけるお米をお届け致します。今後共、北斗会一同宜しくお願い申し上げます。

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