もったいないを減らしましょう
近年『食品ロス(フードロス)』という言葉を耳にすることがあるかと思います。簡単に説明すると、食べられるのに、捨てられてしまう食品のことです。食べ物を捨ててしまうのは単に勿体ないだけではなく地球環境にも悪影響があります。
また、この問題は今注目を浴びているSDGsの中の2番目の目標、「飢餓をゼロに」にも深く関係のある内容なのです。世界には約70億人の人がいますが、そのうち8億2千万人の人がご飯を満足に食べられていなく栄養不足だということ。そして5秒に1人の子供が飢えに関する病で命を落としています。
日本でも、「子供の貧困率」は13.5%で7人に1人と発表されており、私たちにも身近な問題と言えます。この深刻な現状はしっかり一人一人が理解して、行動しなければなりません。
農林水産省のデータによると、世界の食品生産量の3分の1にあたる約13億トンが1年間で廃棄されており、そのうち日本では約612万トンもの食料が捨てられております。これは東京ドーム5杯分、または国民一人当たりお茶碗一杯分のごはんの量が毎日捨てられているのと同じ計算となり、世界で3位と、中国、アメリカに続いて食品ロスの多い国になっています。
こうなってしまっている原因は、料理の作り過ぎによる食べ残し、期限切れ、過剰除去(皮の剥きすぎ)等の家庭からの割合が約半分と、スーパーやコンビニなど小売店での返品や売れ残り、見た目だけではじかれた規格外品、飲食店でのライス残し等の食べ残し問題があります。
弊社では、週に一度、ヘルシー弁当補助制度があり、その中では約半数の社員が「価格は据え置きのままご飯の量を減らす」というサービスを選択し、食べきれなくて捨てるという事が無いよう積極的に取り組んでおります。
お米は捨てる部分なく食べる事ができ、炊く前の保存はもちろん、炊いてしまった後も冷凍して長期保存ができるので万能です。
また弊社では、ぬかや胚芽を取り除いた白米の他に、年代問わず人気の「玄米と白米のいいとこ取り」の分搗き米も扱っており、白米よりも低カロリーで食物繊維が多く、精米による米ヌカの発生量も減ることから健康と食品ロスの両面から好評を頂いておりますのでご興味のある方はお声掛けください!
皆様に「美味しい」と喜んでいただけるお米をお届けできるよう、北斗会一同頑張っていきます。今後とも北斗米の応援をどうぞよろしくお願いします。