冷めても美味しい米が食べたい!米屋がお悩みを解決します!
- 冷めても美味しいお米ってあるの?
- 保温しても美味しいお米はある?
- 冷凍しても美味しいお米はある?
- 炊き方は関係ある?
上記のお悩みに北海道東神楽町の米屋がお答えします。おすすめのお米もご紹介しますのでお楽しみに♪
本記事を読んでお悩みを解決し、冷めても美味しいお米を食べられる幸せな日々をお送りください!
冷めても美味しい米ってあるの?米屋があなたのお悩みを解決します!
冷めても美味しいお米といっても、人によって状況はさまざま。
あなたの疑問やお悩みに当てはまるものをお読み下さい。
冷めても美味しいお米ってあるの?
私たちは月に3000件以上のお客様にお米の配達をしています。
- 「粘りが強め」
- 「柔らかめ」
上記のお米が冷めても美味しいと言われる傾向が強いです。
米屋の私たちもそう思います。
お米は時間が経つと酸化や水分の蒸発によって食味が低下し、硬くなり、粘りが失われていきます。
という理由から、少しでも柔らかさや粘りが強めのお米を選ぶと良いでしょう。
当社では、
- ゆめぴりか
- おぼろづき
- ゆきのつや
などが冷めてからも美味しいと言われますが、一番人気は圧倒的に「ゆめぴりか」です。
炊き立てや冷めてから、おにぎりにしてもどんな時でもすべて美味しいのは「ゆめぴりか」だけだと思う。
我が家では食べない分はすぐに冷凍し、必要に応じてレンジでチンしています。いつでも炊きたてのような美味しいゆめぴりか食べられますよ。
冷めても硬くならないのでお弁当で食べても美味しいですね。
粘りが強め、柔らかめのお米ならゆめぴりかがおすすめです。
保温しても美味しいお米はある?
結論からお伝えしますと、保温しても美味しいお米はありません。
どんなに美味しいお米でも、時間の経過とともに酸化して黄色く変色し、臭いが強くなり、水分とともにデンプンが失われてパサつき、味が落ちてきます。
「長時間の保温はやめましょう。」ということが基本になります。
現実的な対処法としては、
- 必要な分だけを炊く
- 真空保温できる炊飯器を買う
- 冷凍保存する
などがありますので解説します。
必要な分だけを炊く
「忙しい」「何度も炊くのが面倒」などの理由から、ご飯の量を多めに炊いていないでしょうか?
炊きあがりから時間が経過するほど食味は落ちていきます。美味しさを重視するのであれば、できるだけこまめに炊くか、正しい保存の仕方を実践しましょう。
多めに炊くのであれば、食味が低下するのは覚悟しましょう。
冷凍保存する
実践しやすく、高い効果を得られるのが「冷凍保存」です。
長時間保温になりそうなときは、できるだけ早く冷凍することで、解凍後も炊きたてのような美味しさを味わえるのでおすすめです。
詳しくはのちほど解説します。
真空保温できる炊飯器を買う
真空保温機能がある炊飯器は、黄ばみや臭いを抑えながら美味しく保温することができます。
一般的な炊飯器の保温推奨時間は12〜24時間程度ですが、真空保温だと最大40時間という製品もあります。
どうしても保温時間が長くなってしまうという方は購入する価値があります。
冷凍しても美味しいお米はある?
特定のお米はありません。しかし、正しい方法で冷凍できれば、どのお米も炊きたてと同じように美味しく食べられます。
- 炊きあがり後、なるべく早く小分けにしてラップに包む
- 粗熱を取ってから冷凍する
- 1週間以内に食べる
上記の方法を実践すれば、冷凍したご飯を美味しく食べることができます。
①炊き上がり後、なるべく早く小分けにしてラップに包む
お米に含まれるでんぷんは、水分とともに蒸発し徐々に食味が低下していきます。
そのため、できるだけ早くラップに包んで小分けすることで、水分を逃がさないようにします。そうすれば解凍時にふっくら美味しいご飯を食べられます。
ラップに包むときは以下の点を注意すると良いです。
- 茶碗一杯分程度
- 厚みが出ないよう平たく均一に包む
適度な量で厚みが出ないようにすることで解凍ムラを防ぎ、より美味しく食べられますよ。
100円ショップなどで冷凍保存容器が売っていますので、こちらを使うのも良いですね。
②粗熱を取ってから冷凍する
小分けしてラップに包むのは早い方が良いですが、すぐに冷凍庫に入れると熱で他の食材が劣化したり、霜が発生することがあります。
少し冷ましてから冷凍庫に入れましょう。
ラップに包んだご飯を金属製のトレーに乗せると、急速冷凍になり美味しさを閉じ込めることができます。
③1週間以内に食べる
冷凍しても少しずつ劣化は進みます。
「冷凍ごはんは1ヶ月以内に食べましょう」とよく言われますが、実際のところ1週間もすると食味は落ち始めます。
できるだけ早めに食べることを心がけましょう。
①〜③をしっかり守れば、時間が経っても美味しいごはんが食べられます。ぜひ実践してください!
炊き方は関係あるの?
炊くときに注意する点は、「浸水時間」です。
- 夏は30分以上
- 冬は60分以上
上記を目安にしてください(季節によって水温が異なるため)。
ご飯は水分が失われることで劣化が進みます。十分に水分を吸収させずに炊飯してしまうと、米の水分が足りず、食味の低下も早くなります。
冷めてから食べることが多い方は、この点を意識しましょう。
冷めても美味しいと評判の「北斗米ゆめぴりか」がおすすめ
当社のお客様に「冷めても美味しい」という感想をもっとも多くいただくのが「北斗米ゆめぴりか」です。
- 甘み
- 粘り
- つや
- 食感
など、どの要素を取っても質が高く、冷めてからの食味にも優れています。
「美味しいお米を食べたい」という思いが強い方に選ばれ続けており、リピーターが多いお米です。
「冷めても美味しいお米」まとめ
- 粘り強め、柔らかめのお米が冷めても美味しいと感じやすい
- 長時間の保温は避け、冷凍保存するのがおすすめ
- 水分が重要なのでしっかりと浸水させて炊く
- 冷めても美味しいと評判の「北斗米ゆめぴりか」が人気
適度に粘りのあるお米を選び、しっかりと浸水させ、正しく冷凍保存をすれば、冷めても美味しくごはんを食べられます。
毎日食べるご飯が少しでも美味しくなるよう、今後も情報発信を続けてまいります!