こだわりの精米方法で、理想の軽洗米にたどり着きました
一般的な軽洗米や無洗米は糠層を一気に削るため、お米が熱くなります。お米は熱に弱く、長時間熱を加えらると食味はどんどん落ちていきます。この問題を解決するために、やぎぬまでは四段精米という手法を採用しています。
精米時にできるだけ熱を加えないこだわりの「四段精米」で、食味の低下をおさえます。お米の美味しさを残しながらも、1〜2回水で軽く洗うだけで炊飯できる、理想の「軽洗米」になりました。

精米されたお米には取り切れていない糠(ぬか)や多少の汚れが残っていて、そのまま炊くと独特の糠臭さが抜けないためです。軽洗米は、読んでそのまま「軽く洗うだけでいいお米」です。精米技術も上がり、軽く洗う程度で白米として食べられる軽洗米が登場したのです。

お米の収穫した状態は籾殻(もみがら)で覆われています。籾殻を外したものを玄米といいます。そこから一気に糠を全て落としてしまったものが無洗米です。無洗米はお米のうまみ層まで落としてしまいます。精米の方法にもよりますが軽洗米はうまみ層もぎりぎり残すことが可能です。
【分づき米が人気】精米の度合いをお好みで選べます。

やぎぬまでは玄米、三分搗き、五分搗き、七分搗き、白米までお好きな精米度合いをご注文いただけます。栄養たっぷりのうまみ層を崩さず、白米に近い感覚で炊くことができる七分搗きがおすすめです。
- 玄米 籾殻を外しただけの状態。少し癖のある味で栄養満点です。炊き方も特殊です。
- 三分づき 玄米に近いですが少しだけ独特の風味が緩和します。炊き方も特殊です。
- 五分づき 少し玄米のニオイが残りますが、炊き方も特殊です。
- 七分づき ほぼ白米と変わりませんが糠の栄養もしっかり残った状態です。
- 白米 スタンダードな白米です。一番なじみ深い精米です。
分づき米の炊き方
○玄米・三分・五分
玄米、三分、五分は、浸水するのに時間がかかるので、最低でも2時間(理想は5時間。長すぎると水の中に雑菌が繁殖するので最長でも9時間まで)浸水させます。
水加減は炊飯器の玄米向けの目盛りにあわせてください。玄米向けの目盛りがない場合は、半目盛り多く水を入れ(3合であれば3.5合の目盛りまで水を入れる)、お好みで加減してください。
分搗き米は栄養のもとである胚芽やぬか部分をあえて残しているため、力を入れずにやさしく洗いましょう。
○白米・七分
白米と七分は同じ炊き方で大丈夫です。浸水させる時間は50分を目安にし、炊き上がったご飯が柔らかいと感じれば浸水時間を短くし、かたいと感じれば長くしてください。