精米のこだわり

こだわりの精米方法で、理想の軽洗米にたどり着きました
一般的なお米や無洗米は糠層を一気に削るため、お米が熱くなります(触るとけっこうな高温です)。お米は熱に弱く、長時間熱を加えられると食味はどんどん落ちていきます。
「この問題をどうにか解決できないだろうか?」
と考えた末、やぎぬまでは「四段精米」という手法を採用しました。
四段精米

「お米が熱を持つことで食味が低下するのであれば、できるだけ熱を加えなければいい」
という考えのもと、「高温にならないように時間をかけて徐々に精米する」という方法を選択しました。
米20俵(1200kg)を当社で精米すると
- 一般的な精米方法の場合 約2時間半
- 四段精米の場合 約4時間
一般的な精米方法と比較すると、2倍近くの時間がかかります。

じっくりと時間をかけて精米することで、熱を抑えてお米の美味しさを残すことに成功しました。
軽洗米

「四段精米」で食味の低下を抑えるのと同時に、1〜2回水で軽く洗うだけで炊飯できる理想の「軽洗米」にたどり着きました。
- まず、ヌカを3割だけ残す7分づきまで精米
- その後、うまみ層を残しつつヌカだけを落とす
このように段階を踏むことで、軽く洗うだけで良い「軽洗米」に仕上がりつつ、亜糊粉層(あこふんそう)と呼ばれる「うまみ層」を残した理想の精米が実現しました。

軽洗米のメリットはたくさんあります。
- 米とぎに使用するお水が約3分の1に。水道代も節約できる。
- 米とぎの時間短縮ができる。
- 研ぎ汁が少ないため環境にやさしい。
- 水に触る時間が短くなりお肌にもやさしい。

一石四鳥なお米なんです。
▼よくある質問▼
- お米はどうして研ぐ必要があるの?
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精米されたお米には取り切れていない糠(ぬか)や多少の汚れが残っていて、そのまま炊くと独特の糠臭さが抜けないためです。軽洗米は、読んでそのまま「軽く洗うだけでいいお米」です。精米技術も上がり、軽く洗う程度で白米として食べられる軽洗米が登場したのです。
- 軽洗米と無洗米の違いってなに?
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お米の収穫した状態は籾殻(もみがら)で覆われています。籾殻を外したものを玄米といいます。そこから一気に糠を全て落としてしまったものが無洗米です。無洗米はお米のうまみ層まで落としてしまいます。精米の方法にもよりますが軽洗米はうまみ層もぎりぎり残すことが可能です。

ぜひ、こだわり精米の北斗米をご賞味ください♪

