分づき米
精米度合いを調整したお米で、白米よりも栄養価が高いのが特徴。健康志向の方に選ばれています。
分づき米は玄米と白米の中間のお米とイメージするとわかりやすいです。「玄米の栄養価」と「白米のおいしさ・食べやすさ」を兼ね備えたいいとこ取りのお米といえます。
三分づき、五分づき、七分づきなどバリエーションが多いのも特徴で、スーパーではあまり見かけない、米屋ならではのお米として人気です。
「思っていたより食べやすい」「美味しい」という方が多く、当社のお客様には分づき米ファンが多数存在していますよ。
分づき米はこんな人におすすめ
さまざまな理由で選ばれている分づき米。
ご自身やご家族の健康を考えて購入する方が多いです。
精米の度合いをお好みで選べます
- 玄米 籾殻を外しただけの状態。少し癖のある味ですが栄養満点。
- 三分づき 玄米に近い外観。独特の風味が残っています。
- 五分づき 少し玄米の匂いが残りますが、だいぶ食べやすい。
- 七分づき ほぼ白米と変わらなく、糠の栄養もしっかり残った状態。
- 白米 スタンダードな白米。一番なじみ深い精米。
初めての方は、白米に近く食べやすい「七分づき」がおすすめです。
五分、三分と玄米に近くなるほど栄養価は高くなりますが、特有の匂いや皮の繊維が残るため、食べにくくなります。徐々にステップアップしていくのが良いでしょう。
最初は七分づきを食べてみて、慣れてきたら5分、3分に挑戦する方が多いですよ。
七分づき
白米のように食べられて、栄養価もしっかり摂取できるのが七分づきの大きな特徴です。
見た目は白米と大きくは変わりません。炊き方も白米と変わらず、炊き上がりのご飯は白米と見分けがつかない方も多いです。
よく見ると、七分づきには「胚芽(はいが)」と呼ばれる黄色い部分があるのがわかります。
胚芽には多くの栄養素が含まれています。七分づきは胚芽を残しつつギリギリまで皮を削る絶妙な精米なんです。
七分づきの栄養価
白米との比較
- 食物繊維:1.8倍
- カリウム:1.3倍
- 鉄分:1.6倍
- ビタミンB1:3倍
- ビタミンB2:1.5倍
白米と比べると栄養価が高いのがよくわかりますね。
毎日食べるごはんでしっかりと栄養を摂ることができます。
当店イチオシ「七分づき・北斗米ゆきのつや」
当店の一番人気「北斗米ゆきのつや」の七分づき米です。
5品種の種もみを同じ田んぼで育てる特別な栽培方法「混植栽培」で育てました。
ゆめぴりかよりもモチモチせず、ななつぼしよりも柔らかいお米。冷めてからも美味しいためお弁当にも人気です。
分づき米は手間がかかるため通常は精米料(10kg400円/5kg200円)を別途いただいておりますが、北斗米ゆきのつやのみ精米料をいただかず白米と同じ価格で販売しています。
炊き方
炊き方は大きく分けて次の2通り。
- 七分づき
- 五分づき、三分づき
それぞれの炊き方をご覧ください。
七分づき
- 白米と同じ炊き方でOK
- 2〜3回やさしく研ぐ
- 30分〜1時間を目安に浸水させる
- 炊飯
炊き上がったご飯が柔らかいと感じれば浸水時間を短くし、硬いと感じれば長くするなど調整は好みに合わせてOKです。
分づき米は栄養のもとである胚芽やぬか部分が重要です。強く研ぐと栄養価が流れてしまいますので、やさしく洗いましょう。
三分づき・五分づき
- 2〜3回やさしく研ぐ
- 水加減は炊飯器の玄米向け目盛りに合わせる
- 5時間を目安に浸水させる
- 炊飯
三分づき、五分づきは、浸水に時間がかかります。
最低でも2時間(理想は5時間。長すぎると水の中に雑菌が繁殖するので最長でも9時間まで)浸水させてください。
炊飯器に玄米向けの目盛りがない場合は、半目盛り多く水を入れ(3合であれば3.5合の目盛りまで水を入れる)、お好みで加減してください。
浸水時間が短いと米が硬くなり、食べにくいだけでなく消化にもよくないです。しっかりと浸水させましょう。
分づき米の注意点
分づき米は白米と比べて酸化が早く、食味が低下しやすいというデメリットがあります。
次の2点に注意しましょう。
- 常温保管せず、冷蔵庫で保管する
- 1ヶ月以内に食べ切れる量を買う
お米は冷蔵庫保管すると食味の低下がかなり抑えられます。
加えて、できるだけ早く食べ切るのが美味しく食べるポイントですので、買いすぎないように気をつけましょう。
冷蔵庫で保管して、1ヶ月以内に食べ切りましょう。
お客様の声
お米は毎日食べるものだから少しでも栄養のある七分づき米にしてみようと思い購入しました。食べてみてビックリ!白米よりも味が濃く甘みもあるように感じました。美味しくて栄養もあるので一石二鳥です。
子供が便秘気味で困っており、少しでも食物繊維を取らせたくて分づき米にしています。これだけではないと思いますが、子供のお通じも良くなって、白米と遜色なく七分づき米もモリモリ食べてくれています。
以前から玄米食に興味があり、たまに購入していましたが、主人がどうしても白米が食べたいと言って玄米は食べてくれませんでした。やぎぬまさんに相談すると、分づき米を勧めていただき、まずは白米に一番近い「七分づき」を購入することに。黙って食卓に出すと主人は白米だと思って気づかずに食べていました(笑)今では五分づき米もたまに購入していますが、主人もこれなら食べられると言ってくれています。
いつも5kgを2袋で購入していましたが、今は分づき米と白米を5kgずつで購入しています。料理に合わせて白米にしたり、分づき米にしたりしています。減り方のバランスが偏ってきたら混ぜて炊いていますが、混ぜるとほとんど白米と変わらない感じで食べられますよ。
このたびお店のお米を七分づき米に変更しました。黒米と一緒に炊飯して健康的なランチとして提供しています。白米に近い食味で、健康的に食物繊維が取れるので、お客様からの評判も良く、今後も継続していこうと考えています。
腸活の一環で玄米食にチャレンジしましたが、浸水時間が長かったり、少し食べづらさもあり断念。おすすめされて七分づき米を購入してみると、白米と変わらず食べることができました。慣れてくるごとに5分づきに変えて、今では一番玄米に近い三分づき米を家族で健康的に食べています。
分づき米まとめ
- 分づき米は玄米と白米のいいとこ取りのお米
- 玄米の栄養価と白米のおいしさを兼ね備えている
- 初めての方は「七分づき」がおすすめ
- 七分づき北斗米ゆきのつやがダントツの一番人気
- 炊き方は白米と七分づきは同じでOK
- 酸化が早いので冷蔵庫保管を推奨
- 胚芽が落ちないよう優しく研ぐのがポイント
米屋ならではの七分づき米をぜひお試しください。