コラム

【水田交付金の見直し】これからの北海道東神楽米

 

大きく変化する水田と農家

 

令和3年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で飲食店などの需要が減少し、消費者の米離れも加わり、2年連続の米価下落で、農家の将来への不安は強くなっています。

そこに追い打ちをかけるように、「水田交付金の見直し」が昨年12月に決定されました。

内容は、今後5年間に一度も水張り(稲の作付け)を行われなければ交付金の対象から外されるというものです。

 

現在、水田面積の約3割は、麦・大豆・飼料作物に転作されています。

それに伴い水田活用交付金が支払われています。

転作を行っている水田は作業の効率を求めて固定化している圃場が多い事と、

高齢化による離農などで農家の戸数が減少し、

地域の農地を維持するために転作に頼っているという事情もあります。

しばらく水を入れていない圃場では、

簡単に水張りに戻す事は難しいという事で農家は戸惑っています。

もし交付金対象でなくなると、農地が維持できなくなる可能性があり、

農地の荒廃や地域の農業の存続にも関わってくる話になります。

 

最近は農家さんとこの政策の話題になる事が多いです。

 

~農家さんの声~

今まで交付金を貰って良い思いをしていたと思われていてもしょうがないね。いつか交付金が無くなる時がくると言われていたのがついに現実になる
この5年の間にしっかりとした基盤を作らなくてはならないと考えている
土地を増やし大きなトラクターやコンバインなどを使用して行う土地利用型農業を進めようかな
自分のこだわりを持ったお米や野菜を作る農業を目指す

 

農家は今、大きな選択を強いられております。

現在も各地で、農地の基盤整備が行われ、

水田は大きくなっているのを受けて大規模農業に進む農家と、

水田の面積は少なくても高収益な野菜などを中心に進む農家に分かれて行く事になるでしょう。

また、後継者不足や人手不足、天候不順などさまざまな問題も山積みです。

 

消費者の皆様にもお米に対してより一層の「関心」「こだわり」などを持って頂くことが、地域の農業を支える事にも繋がることでしょう。

やぎぬまも消費者と農家の架け橋になれるよう情報発信して参りますので、よろしくお願い致します。(文責 橋本)

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