栄養素の宝庫。ごはんは元気の源
日本の米の消費量は、食の欧米化やお米を食べたら太るといった理由で食べない人が増えた影響もあり、一人当たりの年間消費量はピーク時の半分以下に減少しています。お米は、日本の風土に適した作物だったことや、収穫して保存が可能だったことなどからはるか昔から作られ、食文化が育まれてきました。米離れという言葉が使われようになりましたが、主食にはお米という昔からの食事のスタイルを守っていくことが、元気でいられる秘訣となるのではないでしょうか。
ごはんには、私たちの活動のエネルギーのもととなる炭水化物を主成分に、体の基礎をつくるタンパク質、ミネラル、ビタミン、食物繊維など、栄養成分がバランスよく含まれています。特に、でんぷん(タンパク質)は腸内細菌のバランスを整えるのに関係があるコレステロールを下げる効果があります。免疫細胞の7割が腸で作られていると言われていますので、腸の働きはとても重要です。そして玄米はさらに栄養価が高く、白米の3~6倍もの食物繊維があり、腸内細菌の働きを活発にしてくれるので、健康と関わりが深い免疫力の増大作用があるとされております。血糖値も緩やかに上昇し、糖尿病や生活習慣病予防にも効果的ですので、健康寿命を延ばす食材として注目されています。
毎日、毎食ごはんを食べる人たちが少なくなり、食卓の欧米化が進むにしたがって、肥満と生活習慣病がじわじわ増加しました。欧米食のメインである肉料理には脂肪が多く含まれています。一方、日本人の主食であるごはんや組み合わせる魚料理や野菜の煮物など、これら和食には脂肪が少ないために全体として低脂肪食になります。欧米では肥満が心配で、健康的な食習慣のモデルとして、ごはんを中心とした和食が見直されています。左手にお茶碗、右手のお箸でごはんとおかずを食べるという、日本独特の食習慣は、肥満予防、そして生活習慣病予防のためにも決して手放してはいけない食事のスタイルといえます。
昔と比べるとモノが溢れて豊かになり、食への考え方が健康を重視するよりも、手軽さや見た目を優先してしまって、食品添加物の多い便利な食品を選んでしまいます。忙しく時間がない現代ですので、食事のスタイルが大きく変化してしまったのは仕方のないことですが、ごはんを主食にするという独特の食習慣がある日本人の食文化を大切にして、長年かけて築いてきた伝統のある日本の食事をこれからも受け継いでいくことは、私たちの身体の事を考えていく上でも忘れてはならない事だと思います。
北斗会は消費者の皆様が健全な「食」を通して、健康な日々を過ごしている元気な姿を思い浮かべながら、安全で安心なお米を作ってまいります。北斗米をご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

