朝ごはんをごはんに変えて、毎日の健康を
皆さんの朝ごはんは、パン派でしょうか。それとも、ごはん派でしょうか。一説では、60%以上の家庭が朝食にパンを選んでいるとも言われています。
現代の食生活は便利になった反面、パンや麺類を中心とした食事では、脂質が多くなりやすい傾向があります。また、手軽な加工食品の普及によって、知らず知らずのうちに塩分や添加物を摂り過ぎてしまうことも少なくありません。
近年では、「グルテンフリー(脱小麦食品)」を意識することで、体調が改善したという話を耳にする機会も増えてきました。
一方で、日本人のお米の消費量は年々減少し、現在ではピーク時の半分ほどにまで落ち込んでいます。食生活の多様化に加え、「炭水化物は太りやすい」といったイメージが先行してしまったことも、米離れの一因かもしれません。
しかし、健康とは食事全体のバランスによって成り立つものであり、ごはん自体が不健康の原因というわけではありません。お米は日本の風土に適した作物として、古くから私たちの暮らしと命を支えてきた、かけがえのない主食です。
なかでも近年は、健康志向の高まりから「玄米」にも注目が集まっています。玄米には、白米よりも食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、腸内環境を整える働きや、血糖値の上昇を緩やかにするといった点でも関心が高まっています。
こうした現代の食の課題に対する“処方箋”のひとつが、やはり「ごはん食」ではないでしょうか。お米は「粒」で食べるため自然と噛む回数が増え、腹持ちにも優れています。さらに、ごはんは製造過程で油脂や砂糖を加えない、極めてシンプルな食品です。だからこそ私たちの体にとって、「最も混じりけのない、クリーンなエネルギー」と言えるのかもしれません。
ごはん食の良さは、栄養面だけではありません。和食は今や、世界中で「健康的で持続可能な食事モデル」として高く評価されています。ごはんと汁物、おかずを組み合わせて食べる日本独特の食文化には、長い年月をかけて培われてきた知恵があります。この文化を次の世代へ受け継いでいくことも、私たちの大切な役割だと考えています。
私たち北斗会は、目に見えない微生物の力を活かした土づくりや、有機由来肥料を用いた栽培にこだわりながら、安全で美味しいお米づくりに取り組んでいます。
「今日もお米が主役でよかった」――そう感じていただける食卓を、これからも守り続けてまいります。今後とも「北斗米」を末永くご愛顧賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

